半月は実にややこしい
#観月記録 #下弦の月 #月の出

ビルから姿を見せた下弦の月
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撮影日時:2025-10-13 22:20:18 UTC+09:00 月齢:+21d 17h 26m 11s露出設定:ISO 100, f/6.5, 1/4s撮影機材:Canon PowerShot SX70 HS, Velbon EX-440撮影地:Ookayama, Tokyo
低空に雲が流れていましたが, それらをものともせず, 月の光が雲を貫通して昇ってきました. しかし, 少し昇ると当然のごとく雲に隠されました.

雲間の下弦の月
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撮影日時:2025-10-13 22:28:43 UTC+09:00 月齢:+21d 17h 34m 36s露出設定:ISO 800, f/6.5, 1/6s撮影機材:Canon PowerShot SX70 HS, Velbon EX-440撮影地:Ookayama, Tokyo
月を隠した雲の色と月の光が貫通した雲の色はほぼ同じでした. しかし, 月の光の散乱の影響で, 遠近の順番が雲-月-雲のように見える錯覚も起こりました.

高度を上げた下弦の月
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撮影日時:2025-10-13 23:01:42 UTC+09:00 月齢:+21d 18h 07m 35s露出設定:ISO 800, f/6.5, 1/21s撮影機材:Canon PowerShot SX70 HS, Velbon EX-440撮影地:Ookayama, Tokyo
肉眼ではほぼ丁度半月に見えましたが, 強いて言うなら半月を過ぎて欠けて見えました (体感では輝面率49.5%程度). しかしながら, 輝面率をStellariumで計算すると23時01分の段階で51.32%, 下弦の月の時刻も27時13分頃でまだ半月を迎えていませんでした.
これは、月の明暗境界線付近に太陽光が当たらないことが原因と考えられます. 地上の夜明け直前や日暮れ直後が真昼より格段に暗いように, 明暗境界線での光量は極端に少なくなります. 従って, 明暗境界線から遠い, 光っている部分と同じ明るさは期待できないのです.
新月前後24時間未満の細い月を観察する際も, この影響を大きく受けます. 見えている細い部分がまさに明暗境界線付近ですから, 針のように鋭く細い姿ではなく, 淡く折れそうな細い姿になります. それを知らずに, 天体シミュレーターの表示を信じて何度も失敗してしまいました.
話は飛びますが, 本来の輝面率より小さく見えたということは, 月食の際に早く欠け始まったように見えたことも説明できそうです. こちらは普段の月の満ち欠けよりも増して明暗境界線が不明確なケースです.
(カメラ内部時計 - 日本標準時 = +31s)

