十六夜月は十六夜月
はじめに

月の出後間もない満月
撮影情報 (1 件) ▼
西暦2026年07月29日 (旧暦・宣明暦06月16日) の夜は, 満月を観測できました.
07月の下旬は雷雨の影響を受けた日が続いていましたが, 満月となった07月29日は朝から澄んだ晴天で, その後も, 雲が多い時間はあっても雷雨に見舞われず満月を撮影することができました.
28日から続いたあいにくの体調不良で, 長時間の観測や, 翌朝の月の入りの観測はできませんでした.
宣明暦の計算誤差
この満月の直前の新月は07月14日の18時43分36秒となりました.
宣明暦では, 新月が18時 (1日の6300/8400) 以降に当たる場合暦上の朔日を翌日に回し, 日付が旧暦より1日繰り上がる進朔と言うルールがあります. そのため今回もそれに該当するかと思いきや, 宣明暦法では07月14日の6155/8400に当たる時刻 (17時35分08+4/7秒) が新月でした. 僅差で進朔には届かず, 朔日は新月当日となり, 満月も十六夜月のまま据え置かれました. 宣明暦の計算誤差が暦日の決定に影響を及ぼした例と言えるでしょう.
しかも, 新月の撮影があった西暦2026年05月17日 (旧暦・宣明暦04月01日) を皮切りに, 進朔も無く, 旧暦・宣明暦日の区別も一切無い期間が10朔望月にわたって続いています.
西暦2026年05月16日 (旧暦03月30日, 宣明暦03月29日) の次に再び進朔や旧暦・宣明暦日の区別が出るのは, 西暦2027年03月08日 (旧暦02月01日, 宣明暦01月30日) です. これは大学生活を終えた後となる見通しで, 学内では二度と両者の違いを楽しむことはできなくなりました.
おわりに

澄んだ満月
撮影情報 (1 件) ▼
西暦2026年の夏は西暦2025年よりも雨が多くなりましたが, 梅雨明け十日に当たったこの満月は, 無事に仕留めることができました. 残りの大学生活も, 体調管理を怠らず, さらには周囲への感謝を忘れずに過ごしたいと考えています.
(カメラ内部時計 - 日本標準時 = +13秒)
参考文献 (原語版)▼
- 日本暦日原典 第五版内田 正男公開・更新日: 2023-11-25アクセス日: 2026-05-04

